東アジア地域を中心に広く用いられる食器・道具の一種で、二本一対になった棒状のものを片手で持ち、ものを挟んで移動させるために用いる。(wikipediaより)
その昔、三田佳子がCMで「お箸の国の人だから」と言ってましたな。
私は間違いなく、お箸の国の人ですよ。
余談ですが「お箸の国の人」の反対語として
「パンの国の人」を使っています。
正確には「箸」に対しては「フォーク」とか「スプーン」でしょうが、
それだと幅が広すぎてイメージ違うんだもん。
さて私は普段、マイ箸を持ち歩いています。
箸の専門店「銀座夏野」で買った作家(指物師)もので、
断面が五角形をしている黒檀製の箸です。
やや長めで重さもそれなりにあるのですが、
手が大きい私にはちょうど使いやすいのです。
これは自慢ですが、この箸を買うとき
ほかにも、色々な人へのおみやげなどを一杯買ったので
First Custmer'sカードというのを頂きました。
このカードを提示すると、なんと8%引きで買い物ができます。
実はその後、どうしても欲しかった箸を求めて
本店以外のお店を巡ったのですが、
このカードを出す度に「あっ、いつもありがとうございます」
と最敬礼されました。
いったいどれだけ凄いレアカードなんだろう、と
逆に少し不安になったくらいです。
さて、マイ箸を持ち歩いているからといって
私はそこいらにいる、似非エコ星人とは違いますよ。
巷では「割り箸の使用は森林破壊につながる」とかいって
割り箸をやめて塗り箸に替える店が後を絶ちません。
私はその考え方がかねがね気にくわなかった。
そもそも割り箸とは、端材や間伐材を使ったエコな道具だったはず。
なのに、割り箸廃止をエコの旗頭にする動きが
繰り返しやってくるのはなぜ?
今のムーブメントは、輸入品の割り箸に由来するらしい。
現在、国内で消費される割り箸のうち国産品は2%ほど。
98%は輸入に頼っているが、その99%が中国製なんだって。
国産の割り箸は、私が思っていたとおりの端材や間伐材製だけど
中国ではわざわざ割り箸を作るために木を切っている。
しかも、中国国内ではまかないきれないから
ロシアのツンドラの森林などを伐採して使ってるらしい。
つまり、中国製の割り箸を使うことは環境破壊につながるわけ。
てゆーか割り箸の97%、つまりほとんどの割り箸が環境に悪い。
でも、だからといって割り箸をやめる店にもの申したい。
割り箸をやめて塗り箸にするよりも、国産の割り箸を使え!
そうしないと、国内の森林が死んでしまうのだから。
森林は、伐採しないだけでは守れない。
適度に人が手を入れることによって保たれているのだ。
というわけで、皆さん
マイ箸と一緒に国産のマイ割り箸を持ち歩きましょう。