それとなく期待して視た第1回はなんと予告編で終わってしまった。
1992年、2000年に放送された伝説の番組の3匹目のドジョウ。
92年の「新しい波」からは「めちゃめちゃイケてるッ!」が、
00年の「新しい波8」からは「はねるのトびら」が生まれた。
そもそもフジテレビは、お笑い8年周期説を唱えていて
番組内でも、この説について説明していた。
1947年生まれのビートたけし
1955年生まれの明石家さんま、
1963年生まれのダウンタウン
1971年生まれのナインティナイン(岡村さんは70年生まれ)
1980年生まれのキングコング(ここは9年なんですけど)
前4組は誰もが認めるところだが、キングコングはどうでしょう?
「はねトび」レギュラーだし、一時は期待されたけど
今のところ、諸先輩に比肩する活躍はしていないよね。
(梶原の性格に問題があるというゴシップもあるけど)
はねトびレギュラーの中にも79年生まれはいるけど
ロバートの馬場なので微妙。
ともあれ「オレたちひょうきん族」「夢で逢えたら」
「ダウンタウンのごっつええ感じ」「めちゃめちゃモテたいッ!」
「めちゃめちゃイケてるッ!」「はねるのトびら」と続く
お笑い番組の系譜があることは間違いない。
というわけで、今回の「新しい波16」となるわけ。
でも今、確かにお笑い番組は百花繚乱の時代だけど
テレビサイズの一発ネタが中心。
作り込んだコント番組は難しいといわれて久しい。
系譜からはじき出されたウッチャンナンチャンの内村光良MCの
「ザ・スリーシアター」もあるが、これも
シチュエーションを使ったネタ番組の域を出ない印象だ。
ふたたび話がそれたが、
「新しい波16」への期待を感じないわけではない。
次の世代とされている芸人の中に、
きっと今の一発ギャグブームに乗れない大器が潜んでいるから。
MCのウエンツ瑛士ではないが、末高斗夢にも期待したい。
てか、末高は1983年生まれなんですけど。
それにしても、ウエンツは面白すぎ。この番組のMCにはもってこいかも。
ポスト今田耕司はウエンツかもよ。
映画「ホームレス中学生」をPRする小池徹平もキレてるし、
WaT恐るべし。